軍パンが気になるヒトは、フランス軍M-47を履くべき!
こんにちは、くまじゅんです。
ここ数年の間で、ヨーロッパ古着需要が増えてきたように思えます。
世界的にアメリカ古着市場が過熱している部分も理由にありますが、ヨーロッパ古着の繊細な作りや品質の高さが人気の一つになっています。
もちろん、ミリタリー好きの筆者もヨーロッパミリタリーが好きでよく購入しています。
その中でも、名作と言われている
フランス軍 M-47 フィールドトラウザーは自身も所有しており使い続けているので注目したいと思います。
M-47 フィールドトラウザーは戦後の1947年頃に採用され、マイナーチェンジを繰り返し1967年頃まで実践で使用されていました。
私が所有しているM-47は、前期×1、後期×2、前期ジャケット×1
( 右が前期、真ん中と左が後期 )
前期・後期それぞれ素材、サイズ感も違っていて雰囲気も変わります。
( 所有する前期のM-47ジャケットです)
アメリカ軍のM1943などを酷使したデザインではありますが、フランスらしいスタイリッシュなディテールを感じます。
・前期と後期の違い
それでは、前期後期を比べてディテールの違いを見て見ましょう。
( 右 前期、左 後期 )
ご覧の通り、色合いがそれぞれ違うことが分かります。
前期がカーキ色、後期がオリーブグリーン色の表現が適切かと感じます。
生地は共にコットン地ですが、織り方に違いがあり前期はツイル、後期はヘリンボーンになります。
( 前期 トップボタン )
( 後期 トップボタン )
フロントのトップボタンにも違いがあり
前期は2つ、後期は1つと一番区別がつきやすいポイントかと思います。
両方、メタル素材のボタンです。
ちなみに、前期の最終型に1つボタンも存在するらしく前期の最初期には3つボタンも存在していました!
( 前期 最初期 3つボタン )
実物は、見たことありませんww
軍服は様々なコントラクターに受注しているため細かなディテールの違いを見つけるのも楽しいですね。
あとは、サイズタグも違いを見分けるポイントの1つです。
( 前期 サイズ表記 : ステンシル )
( 後期 サイズタグ : 後付け )
前期はcm表記と数字表記の2種類があり
後期になると、数字表記のみになります。
数字表記の見方ですが....
十の位 : ウエストサイズ の表記です。
一の位 : レングス ( 丈の長さ )
日本人男性サイズでピッタリレングスで履くには サイズ11がジャストで着用出来ますが、ゴールデンサイズの為なかなか見つかりませんw
裾上げをすると、裾部分の調整バンド・ボタンを取ることになるので出来るだけオリジナルをキープしたいですね。
ガラッと金額も変わりますね (^^;
前期のステンシル表記ですと、ウエスト辺りに表記されているためユーズドの場合消えていることが多いです。
ですので、試着をしてから購入を検討することをオススメします。
ちなみに、サイズフラッシャーも存在するそうですww
これ、めちゃくちゃ欲しいww
ヨーロッパミリタリー古着アイテムの中で名作と言われるM-47 フィールドトラウザー
その作りの良さから、フランス・パリ発の有名ブランド マルタンマルジェラがM-47をコレクションに取り上げたことでも有名です。
※アーティザナルラインとは
アーティザナルライン( 0 10 )という解体再構築アイテムを揃えた部門があり、アンティークやヴィンテージアイテムを解体して、敬意を払いつつもマルジェラの要素を入れたアイテムが揃います。
M-47を用いた作品は、アーティザナルラインが出来る前のものなのでかなり希少なアイテムです。
M-47のアーティザナルアイテムは、裁縫技術の素晴らしさを伝える為にわざと裏地を表に出してディテールを加えた仕様になっています。
お尻部分に、メゾンマルタンマルジェラの白タグが取り付けられています。
現在のカレンダータグが取り付けられる前のものなので、1990年代後半に制作されました。
・着こなしの提案
私が、普段着用している着こなしをご紹介します。
色んなアイテムに合うので、使いやすいパンツだと思います。
それでは1つ目です。
・FRANK LEDER (フランクリーダー)
DEUTSCHE LEDER
・nigle cabourn cotton officer shirts
・1950's french army M-47 field trouser (前期)
・clarks desert boots black
シンプルにM-47が映える(インスタ的な)
ようにシックにシンプルにまとめました。
前期は極太シルエットかつ野暮ったさがM-65と比べると無いので、綺麗なAラインシルエットになります。
その②
・1970's royal navy wool gabardine Rain coat
・1970's SAINT JAMES wool sweater
・1960's french army M-47 field trouser (後期)
・2000's italy navy M.M deck shoes
軍モノばかりになってしまいましたが、コートに合わせやすいので使い勝手が抜群に良いです。
後期は少し細身になるので、ジャストレングスで履くのが気分です。
・その③
・1950's french army M-47 field jacket
・anatomica turtleneck long sleeve shirts
・1970's french army wool vest
・warehouse lot 900 straight jeans
・wakouwa deck shoes hi
お次は、ジャケットです。
細身で肩幅を強調しないシルエットで、フランスらしい作りにお気に入りのアイテムです。
細身のジーンズで合わせて、大人のカジュアルさを出してみました。
いかがでしたでしょうか。
M-47は、私自身所有しているミリタリーアイテムの中で一番着用数も多く気に入っています。
近年、サイズにもよりますが
¥15,000〜¥25,000と値段が張ってきており小さいサイズは見つからずらくなっています。
お早めにご購入をおススメします!
私もストックを探してますw
それでは、したっけね(^^)