オールドコーチは、今のうちに手に入れましょう。
こんにちは、くまじゅんです。
先日、オールドコーチ のバッグを購入しましたが若い子中心にまた流行っているんだなと感じました。
僕が、古着屋さんへ通うようになった時からオールドコーチのバッグは、色んなお店のラックに掛かっていた印象ですが今は減少傾向な気がします。
そこで今回は、OLD COACH (オールドコーチ)について紐解いていこうと思います。
COACHとは?
COACHというブランドは、よくある「母ちゃんがバッグ持ってる」みたいに、かなり馴染みのあるブランドだと思います。
街中でもバッグ・財布をよく見かけるコーチですがその歴史を説明します。
1941年、ニューヨーク・マンハッタンでカーン夫妻と6人の職人で立ち上げたブランドです。
初めは、革製品の下請け生産を受け持っていましたが1958年に野球のグローブのようなレザーが作れないかと発案し、オリジナルレザー「グラブタンレザー」を完成。
1960年代に入ると、グラブタンレザーを使用したバッグをリリースし耐久性・品質の高さから好評価を得て人気が高まりました。
1970年代には、アメリカ全土に販路を拡大し世界的に知名度を上げて行き、2001年に"Cロゴ" をナイロン・キャンバス地にあしらった「シグネチャーコレクション」を発表。
若者を中心に、爆発的な人気を誇りちょっと背伸びしたら手が届くアクセシブル・ラグジュアリーをコンセプトに展開するブランドです。
オールドコーチの線引き
現在でも多くの支持を受けているコーチですが、どの辺りからオールドコーチ と言われているの?という疑問が生まれます。
その線引きは、一般的に言われてるのは2000年を境に以前のアイテムをオールドコーチと呼んでいますが、実際にはコーチ初代クリエイティブ・ディレクター「ボニー・カシン」の在籍していた〜80年代半ばまでと言われています。
2001年にシグネチャーコレクションを発表する前のバッグは、グラブタンレザーを使用したシンプルなデザインが多く、色んな古着屋さんが古着と合わせやすい手頃で良質なバッグとして販売していました。
年代判別
オールドコーチの年代判別は、ざっくりですがバッグ裏側に刻印されているスタンプで判断することが出来ます。
1960〜70年代 :
MADE IN NEW YORK CITY .U.S.A.
1980年代 :
MADE IN U.S.A.
MADE IN THE UNTED STATES
(↑こちらは、私物です。)
MADE IN KOREA
1990年代 :
HANDCRAFT IN THE UNITED STATE
HANDCRAFT IN THE COSTA RICA
HANDCRAFT IN THE MEXICO
が、主に挙げられるます。
バッグのモデル
様々なデザインのバッグがラインナップされていますが、シンプルで使いやすさ重視のモデルが多いです。
・クーリエ
・ワンショルダー
・ダッフル
( ↑こちら、私物のダッフルです。)
・ディンキー
・スリムミッチェル
・ターンロックポーチ
・ターンロックサドルバッグ
・ターンロッククラッチバッグ
オールドコーチが再燃する理由
ここ数年、オールドコーチが若者を中心に人気が高まっている現在、どうして再燃しているのかを考えてみました。
・コーチ公式で、ヴィンテージ再販
・大手アパレルショップでの展開
・昨今の90's古着ブーム
まず、先々もっと減っていくだろうなと思ったニュースが、2019年からコーチ公式がヴィンテージモデルの再販をスタートしたことです。
過去の名作を元にデザインされたライン「The Coach Originals」を展開し、2020年3月に日本上陸を果たしました。
ヴィンテージバッグを職人の手でレストアし、販売する「リストア」
コーチのクラフトマンが、ヴィンテージコーチを解体・組み合わせをして唯一無二のバッグを製作する「リミックス」
過去の作品のデザインソースを現代化し、新作を発表する「リメイド」
ヴィンテージコーチを公式が後押しするビッグプロジェクトがスタートしたため、ヴィンテージコーチを手にしたい人が今後増える、そして需要が高まる予想がされます。
次に、大手アパレルショップが商品に古着を展開することが増え、オールドコーチがラインナップされていることで、新しい顧客の手に触れる機会が増えていることも理由に上がります。
最後に、昨今の90's古着ブームはオールドコーチの風合いが、ファッションとマッチしていることも言えるでしょう。
いかがでしたでしょうか?
実際にオールドコーチは、徐々に値段も上がり古着屋さんでもあまり多く見ることは無くなってきました。
今が、手に取って選びやすいタイミングだと思うので是非チェックしてみて下さい。
それでは、したっけね!