ヴィンテージ古着のある生活〜古着を楽しむための方法〜

ヴィンテージ古着のアイテム紹介、着こなし、おススメ古着など情報を発信しているブログです。

古着の知識を身につける3つの方法

 

こんにちは、くまじゅんです。

 

 

最近、周りが古着を着ているから、古着に挑戦してみたい!と意気込み、最初にぶつかる壁が「ジャンル広くない?」ということ。

 

ファッションとして古着を見ると、その振り幅の広さに圧倒されなかなか手を出さないという方は多いのかと思います。

 

実際に、僕も友人に言われることがあり「どうやって知識を深めたの?」と質問をされたことがありました。

 

今回は、そんな古着の知識を深めたい方に向けて発信していきたいと思います。

 

 

なぜ、古着の知識を身に付けたいのか?

 

10代の頃「おしゃれになりたい!」「かっこよくなりたい!」とファッションに目覚めて、雑誌やSNSをチェックして見よう見まねで、格好を真似て身につけていきますよね。

 

ただ、古着の場合同じくファッションアイテムとして着てみたいけど、色々なリスクを感じてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

たとえば、

 

・古着の知識が無いと恐れてしまう

・中古品を買うリスクに直面

・ブランドを意識してしまう

・合わせ方が分からない

・偽物があるかもしれない

 

色々な側面で、覚えたい物の捉え方は変わりますが、自分はどのくらいの知識が欲しいのか知識が欲しいと言っても、それがどれくらいの量が欲しいのかで覚え方が変わってきます。

 

今回はそう行った部分に焦点を合わせてお話ししていこうと思います。

 

僕自身、体験した学んだ3つのポイント

 

僕は、18歳の頃友人のきっかけでファッションに目覚めて、当時お金もなかったのでリサイクルショップで服を買うところから古着と出会い、そこからどっぷり魅力にハマって10年以上愛用し続けています。

 

僕は、古着に触れている時に一番幸せを感じもっと学びたいという意識が強く今も変わりません。

 

それは、古着を知り始めた時からそのように思っていました。

 

もっと学びたいけど田舎暮らしなので、なかなか古着屋さんへ気軽には行けないから何をしよう?と考えた時、とにかく情報を集めないと思い実践していたことが3つあります。

 

 

① 古着屋スタッフに質問・試着をし続ける

② 雑誌など紙媒体から情報を得る

③ SNSで情報発信者を真似てみる

 

まず、は一番当たり前なことですがお店の人に、気になることを聞きまくることが一番勉強になります。

 

「これはいつの年代のものですか?」「これは何軍のアイテムですか?」など、知らないことはプロに聞くがおススメです。

 

そして、自分で着用してみてどういうディテールなのか、生地の肌触りやシルエットなど自分の肌で体感することで、もっとそのアイテムについて知ることが出来ます。

 

ミリタリー→

どんな戦争で使用された服、付いているポケットの理由、その国の軍の強さ等

 

ワーク→

どんな仕事に使われていたのか、今のどんなファッションアイテムにサンプリングされているのか、どういう理由のディテールなのか等

 

ロックTシャツ→

いつの時代のバンドなのか、どんな時代背景で音楽性はどういうものなのか等

 

古着一着から、いろんな情報が詰め込まれているので歴史・カルチャーなど色々な知識を学ぶことが出来ます。

 

詳しい古着屋さんは、なんでも教えてくれるので行きつけのお店を1つ作って通ってみて下さい。

 

は、僕が元々雑誌が好きでよく本屋さんに立ち読みしに行ってて、「古着」なワードが入っている本は、気になって読んでました。

 

特に、古着専門に特集を組まれている雑誌は買って家で読み返し続けてます。

 

雑誌の情報は、的確なものも多く当時の流行りの古着が色濃く残るので、今ではなかなか得られない情報も多数あります。

 

僕がハマりだした頃、ネットに情報があまりなかったのでアナログな情報収集がメインでしたが、それが今の自分の知識になってるのは事実。

 

過去の記事に、僕が古着を学んだバイブル本を紹介してますので是非読んでみてください。

 

は、みなさん当たり前のように利用しているSNSの情報発信者を探してチェックすることです。

 

主に、写真掲載が多いのでコーディネート中心に学べると思います。

 

有力な情報提供してる方も多いので、ホント便利になってきました。

 

いかがでしたでしょうか?

 

 

周りの目を気にしたり、合わせたいという理由だどなかなか身につくには時間がかかると思いますが、やっぱり楽しいと思うことが一番理解しやすいのではないかなと感じます。

 

何事もそうですけど、ただ漠然と覚えたい!だけだとなかなか知識は身につかないもの。

 

ですが、ファッションアイテムとしての洋服はデザイン重視でそのディテールに意味をなさないモノが多いです。

 

それに比べて、古着はかつて道具として利用する為、利便性を高める為に作られたディテールがあったりと、なぜそこにそのパーツが付いているのか理由があるものが沢山あります。

 

しかも、その利便性の高さは今日のファッションアイテムのデザインソースとして採用され、落とし込まれています。

 

そう考えると、知りたい!と思うようになりますよね?

 

一見、トレンドのファッションアイテムに見えますが、そこには歴史が詰まっていてそれを知ると、よりその服に愛着が湧いてくると思います。

 

今の時代、大量生産・大量消費で安くチープなモノが市場に溢れかえり、壊れたら捨てるとモノを大切にしない方が多く感じます。

 

そうではなく、自分に合ったものをしっかり吟味し、良いものを長く使う先人の教えを見つめ直す。

 

今の日本に忘れ去られてしまったことを古着を通じて、体感してもらいたいなと僕自身そう思います。