ヴィンテージ古着のある生活〜古着を楽しむための方法〜

ヴィンテージ古着のアイテム紹介、着こなし、おススメ古着など情報を発信しているブログです。

格安で良質なレザーシューズを手に入れろ!

 

 

こんにちは、くまじゅんです。

 

 

僕は、スニーカーより革靴の方が多く所有しておりレザーの手入れも好きなので愛用しています。

 

なかなか新品だと手が届かないブランドでも、古着で見つかればラッキー!手入れをすると蘇るものもたくさん見つかるので、スニーカーより長く使えて需要が高いです。

 

今回は、古着のレザーシューズの探し方やオススメブランドをお話ししたいと思います。

 

 

 

 

 

・1,レザーシューズのメリット、デメリット

 

とは言っても、中古で靴を買うとなると洋服より抵抗は高めと感じる人も多くいます。

 

たしかに、良し悪しの判断をしなければいけないので理解を深める程度にメリット・デメリットをかきだしたいと思います。

 

【メリット】

・質の良い靴が安く手に入る。

・履きシワなどエイジングの雰囲気が出来上がっている。

・現在には無いデザインのシューズが手に入る。

 

【デメリット】

・前の所有者の足形に成形されていて、合わず靴ズレを起こしやすい。

・革質の劣化により、再生出来ないことも

・外見は綺麗でも、インソールの剥がれがあったりする。

 

 

まず、高級品であるレザーシューズはなかなか手の届かないアイテムで、1足10万前後は下らない靴もあります。

 

それが、レザーシューズをメインに取り揃える古着屋さんでも、程度もよく2〜3万のプライスで買えてしまいますからね。

 

新品だと、革が硬い状態から履き込んで馴染んでいくまで時間がかかりますが、履きこまれて革が柔らかい状態から履けるのでがメリットです。

 

デメリットの部分だと、いつも履くサイズでも足型が合っていないと靴ズレの原因になりますし、購入前にしっかり革質やダメージなど確認しないと、後になって硬化していてヒビ割れを起こしたとかソールが剥がれたなどのトラブルにもなります。

 

出来るだけ購入する際は、試着や状態確認を怠らないようにしましょう。

 

・2,購入する際の注意点、チェックポイント

 

購入するお店も様々ですし、しっかり検品・手入れを行なっているお店では安心して買えますが、リサイクルショップなどあまり力を入れていないお店で購入する際、確認は必須です!

 

ただ、いいブランドの商品が格安で販売されていて衝動買いをすると実は、ヒビ割れが起きていたり、ソールの減りが激しかったりと後悔することもあります。

 

 

革靴は、しっかり付き合っていけば一生モノなのでチェックポイントを理解して購入してみましょう。

 

 

早速、見ていきましょう!

 

 

レザーのシミ、ヒビ割れ

 

汚れの付着によってついたシミは、なかなか取ることができません。

 

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薄暗い店内のお店でしたら、光の加減で検品が難しいので明るいところで確認させて下さいとお願いしてチェックする事をオススメします。

 

履いてくと出来る足指付け根あたりの履きジワにより、劣化が進行します。

 

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その履きシワ部分が割れて亀裂が開くケースがあるので、見た目だけでは判断出来ないので、少し折り曲げた時に亀裂が開くようでしたら注意です!

 

靴裏アウトソール削れ

 

足裏を擦りながら歩くクセがあると、自然とソールの減りが進行します。

 

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特にかかと部分の減りが多く、斜めに角が削れてる可能性があるのでチェックしましょう。

アウトソール前方の面積が広い部分も、使っていくうちに減りが進行し、薄くなってきます。

 

その部分を確認する際は、ソール母指球あたりを押して減りを確認してください。

 

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押した時に、柔らかくポコポコする感触があれば見送りを検討する方がいいでしょう。

 

アッパーソールとウェルトの剥がれも注意してください。

 

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上級者であれば、ソール交換をする程で購入を検討する方もいるので靴代+ソール交換で安上がりの金額なら買うというやり方もあります。

 

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ソール交換は、お店やハーフソール・オールソールの交換でも価格は違いますが、¥3,000前後からお願いできるので参考程度にしてください。

 

 

そして、左右で状態差があることもあります。

その点も注意して確認しましょう!

 

 

・3,狙い目ブランド

 

レザーシューズブランドも様々あり、何がいいのかわからない?

 

確かに、どれも似たようなデザインで比較しようがないと思うかもしれませんが、昔から伝統を誇るブランドもたくさん存在していて足元を着飾ってくれるアイテムを紹介します。

 

 

クロケット&ジョーンズ(Crockett&Jones)

 

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1879年にイギリスで創業したブランドで、靴の聖地とも言われるノーザンプトンで熟練の職人達によって手作業で作られたシューズは、国内外で高い評価を受けています。

 

第二次世界大戦では、イギリス軍のミリタリーシューズを製作・納品されたり、映画「007」でジェームズ・ボンド演じるダニエル・クレイグが、クロケット&ジョーンズの靴を着用するなど幅広い活躍を見せているんです。

 

名だたるブランドのOEM生産を行ってきたクロケット&ジョーンズで定番アイテムといえば、Uチップモデル「モールトン(MORETON)」、ストレートチップモデル「オードリー(Audley)」、チャッカーブーツ「チャートシー(Chertsey)」です。

 

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( ↑モールトン )

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(↑オードリー )

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(↑チャートシー )

 

ユーズドでは、¥10,000〜¥20,000から販売しているお店もありかなり手頃で名品を手にいれることが出来ます!

 

ガンジーセーターやシャギードッグセーターと一緒に合わせるとめちゃくちゃカッコいいですね。

 

チャーチ(church's)

 

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1873年にイギリスで創業したシューズブランドで、こちらもクロケット&ジョーンズと同じくノーザンプトンに拠点を構え英国紳士伝統の靴として愛され、「007」ではダニエル・クレイグの登場までチャーチのシューズが伝統として使用されてきました。

 

チャーチ(church's)の定番アイテムと言えば、ストレートチップ「コンサル(consul)」、プレーントゥ「シャノン(Shannon)」、ウイングチップ「グラフトン(grafton)」があります。

 

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(↑コンサル )

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(↑シャノン )

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(↑グラフトン )

 

ユーズドだと、¥15,000〜から販売されておりラインナップが選べる価格帯は¥30,000〜からが多いです。

 

バブアー(Barbour)など英国アイテムで飾るとビジッとジェントルマンな着こなしが出来ますよ。

 

 

オールデン(Alden)

 

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1884年にアメリカ マサチューセッツ州で創業したブランドで、医療用矯正靴を製作しそれを基にしたモディファドラストがオールデンから生まれました。

 

磨き上げることに輝きを増す最高級の馬革を使用したオールデンの靴は、アメリカ靴の王様と称されるほど品質の高さを物語っています。

 

オールデンの定番アイテムと言えば欠かせないのが、プレーントゥ「990」です。ミリタリーラストの傑作「379X タンカーブーツ」、オールデンを代表するモデル「V-TIP」があります。

 

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(↑990 )

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(↑379X タンカーブーツ )

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(↑V-TIP )

 

オールデンのユーズドアイテムは¥30,000〜と他と比べ価格帯が上がります。

それだけ人気があるのは、品質の高さと信頼を物語っていますね。

 

ミリタリーウェアで着崩して履くのは僕は一番おすすめです!

 

 

フローシャイム(florsheim)

 

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1892年に、アメリカ イリノイ州シカゴで創業したブランドでドレス〜カジュアルまで幅広い展開を行うブランドです。

 

ハイクオリティラインでは、オールデンでも使用している最高級コードバンのシューズも展開されておりアメリカントラッドブランドとしてアメリカでは人気を博しています。

 

代表的なアイテムと言えば、コブラヴァンプローファー「yuma(ユーマ)」、ウイングチップ「ケンムール(kenmoor)」があります。

 

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(↑コブラヴァンブ ユーマ )

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(↑ケンムール )

 

フローシャイムのユーズドアイテムは、¥8,000〜と手頃な価格から購入することが出来ます。

 

アイビースタイルの定番アイテムですので、チノトラウザーやスラックスとの相性も良く、レザーシューズ初心者の方に入門用としておススメです。

 

J.M.ウェストン(J.M.WESTON)

 

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1891年に、フランスで創業した名門老舗シューズメーカーです。

 

ベジタブルタンニングを用いたレザーを使用しており、レザーソールも自社で生産するのはブランドとしては珍しく、フランスオリジナルのトラッドスタイルを演出してくれます。

 

定番のアイテムは、ローファー「180」、Uチップモデル「641ゴルフ」、チャッカーブーツ「705」があります。

 

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( ↑ 180 )

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(↑ 641ゴルフ )

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(↑705 )

 

J.M.ウエストンのユーズドアイテムは、¥30,000〜からとこちらも人気が高くフレンチヴィンテージとの相性も抜群です。

 

アレンエドモンズ(allen edmonds)

 

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1922年にアメリカ ウィスコンシン州で創業したシューズブランドで「オールデン」と並んでアメリカ2大シューズブランドとして人気が高いです。

 

第二次世界大戦時に、アメリカ軍のミリタリーシューズを製作・納品を行い勝利した事から、験担ぎとして大統領初登頂の際、アメリカ歴代大統領が着用していることで知られています。

 

現在でも純アメリカ生産にこだわり、品質の良い靴を提供しています。

 

定番アイテムは、ストレートチップ「パークアベニュー(Park avenue)」、ウイングチップ「マックニール(macneil)」、ペニーローファー「ケンウッド(kenwood)」があります。

 

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(↑パークアベニュー )

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(↑マックニール )

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(↑ケンウッド )

 

ユーズドアイテムは、¥10,000〜から販売されており個人的にもオススメのブランドです。

 

価格帯の安さ、ラストを多く持ったブランドなのでサイズバリエーションがたくさんあって流通量も多く、もちろん品質も高く選びやすいです。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

 

新品で購入すると、1足7〜15万する名門ブランドのシューズがユーズドだと、¥8,000〜購入することが出来るしお手入れを行えば長く愛用できるので、是非1足ゲットして見てはいかがでしょうか?

 

お手入れの記事も今後、書こうと思っているのでお楽しみに!

 

それでは、したっけね!

 

 

 

 

 

古着を語れるスタッフが少ない!? 僕が感じる過去と現在の古着屋の違い

 

 

 

こんにちは、くまじゅんです。

 

 

今回は、「それは偏見だろっ?」と言われてしまいますが、僕がここ最近気になっている事をお話ししようかと思います。

 

 

まず結論から言うと、

 

 

【 洋服屋が、服を語れないのは論外。】

 

 

と、結構厳しめなスタートから入りましたが、ファッションが好きなスタッフが多いのは分かりますが、結果流行りで物事、着こなしを判断して時が来ればそのアイテムは用無し。

 

 

洋服の扱われ方って、もうほとんどがそう言う風潮なんですよ。

 

 

時代の流れもありますが、モノの価値が安くなった分すぐにコロコロ入れ替わりが発生するため、モノの有り難みや長く使う風習が風化していっている。

 

 

やっぱりそれって悲しいし、着るものだって買え続けていっても自分のスタイルを築くことも出来ないんです。

 

 

そして、これからの時代は「価値を売る」方向にシフトしてきます。

 

 

語れないスタッフに対して悪いと言うわけではなく、このまま行くとアパレル業界の存続に関わることなので、それについてお話ししようと思います。

 

 

・ファストファッションの到来

 

2000年代初頭、ユニクロが¥1,980-の格安フリースのブームにより、ファストファッションが瞬く間に広がりました。

 

僕も、元ユニクロ店員だったので一通りの仕組みを理解していますが、ユニクロの接客スタイルとして「ヘルプユアセルフ方式」という仕組みを取り入れています。

 

 

これは、基本的にスタッフから販売接客のために進んでお客さんへ声を掛けず、お客さん側から求められた時に接客に応じるという方法です。

 

 

ユニクロは、系列のGUと合わせて国内に1,200店舗を構えており、しまむらやGAP、今やファストファッションブランドが所狭しと展開しており、そのシステムも定着しています。

 

 

Tシャツ一枚で¥3,000〜¥5,000は当たり前だった時代が、1枚¥1,000以下で購入できるようになり価格が安いと、接客せずともいくらでも売れる。

 

それが、2000年代のアパレル業界の変革でもありモノの価値が、失われていく経緯でもあります。

 

 

・なぜ古着について語らないのか?

 

僕が、都心の若い子で賑わってる古着屋さんへ行った時、スタッフさんの接客を聞いていると

 

 

「似合う・合わせやすい・いつ入るか分からない」

 

の一辺倒で、アイテムについての背景はなんて会話に出ることはありませんでした。

 

僕が、デニムを見ているときにスタッフさんに声をかけてもらったので

 

「66のシングルステッチってあります?」

 

「....」

 

「....」

 

「....」

 

「少々、お待ち下さい。」

 

 

こんな感じですw

 

マジで、しょうがないと思います。

 

 

明らかに売れる商品は、オーバーサイズの90's のレギュラー古着で、年齢層からして壁にかかったデニムなど見向きもしないでしょう。

 

 

上司から時代背景や、カルチャーを教えてもらう必要もありませんし、しても意味ないと分かっていると思います。

 

 

僕は、第2次古着ブームの終わり頃から古着を着始めたので終焉間際の印象ですが、その頃と現在を比較してみました

 

【昔の古着屋、買う人の傾向】

 

僕が初めて初心者の時は、とにかく店員さんが怖い!店員>客の格差がありましたねw

 

初めてなら、まず501+スウェットだなと半ば強引なアメリカ古着の制服と言わんばかり、勧められてたなぁ....。

 

オレの勧めたの買わないと帰れない的なオーラビンビンで、かなりビビってましたよww

 

当時、テレビ・雑誌で古着を着た芸能人の写真、店員や地元の先輩のスタイルがカッコよくて憧れて、その雰囲気を真似しようと見よう見まねで着まくってました。

 

古着屋さんのラインナップは100%ゴリゴリアメリカ古着で、もちろんスタッフさんも全身古着に多めのシルバーアクセ。

 

価格も言い値が多く、騙されたこともありましたよw

 

雑誌が情報源で、Boonやasayan、geton、free&esayから古着の情報を収集してた時代です。

 

iモード開いても、情報はありませんww

 

この頃の買い手は、背伸びして高額ヴィンテージを買うステイタスが定着していました。

 

お金があるというわけではないけど、頑張って無理して501xxや、1st・2ndを買ったり情熱が違いましたね。

 

(でも、高額商品を迷ってる人はスタッフさんも2,3人体制で囲まれてたな....。)

 

 

【現在の古着屋、買う人の傾向】

 

今のファッションの傾向は古着ミックスで、新品の服と合わせる着こなしが多く、90'sのレギュラー古着がメインに展開しているお店が多いです。

 

世界的にヴィンテージ古着ブームが到来し、買い付けへ行ってもアイテムが見つからないし、値段が高いなどヴィンテージ古着が買い付けづらくなっています。

 

そのため、一部新品を展開したりリメイクアイテムの販売が目立ってきました。

 

ミレニアル世代の若者は着こなしやアイテムなどはSNSで調べて、雑誌を見ることもほとんどありません。

 

昔より、周りと被りたくない思考は高く独自路線を引いていて、スタイルも多様化してきてます。

 

ヤフオク等のフリマアプリ登場で安く買えるので、お店へ出向く必要もなくネットで買い物を済ませる増えてます。

 

場所によっては、店頭 : ネットの売り上げ割合は 3:7 というお店も少なくないそうです。

 

 

時代も変われば、やり方売り方も変わるのは無理もありませんね。

 

 

・これからは「価値を売る」時代に

 

 

もうファストファッションのように、安けりゃ売れる時代は終わりました。

 

フォーエバー21、アメリカンイーグル、ちょっと前にはアメリカンアパレルやオールドネイビーなんかも次々撤退しましたね。

 

色々、事情はあると思いますが価格で良し悪しを選択するわけではないという事が分かります。

 

現代の若者も、収入が少ないから安いものを買うというわけではなく、SNSでしっかり調べて自分に合ったものを見極めて購入することに長けているように感じます。

 

お店側もただ、売り上げのためにセールスをかけるだけではなくて、1つの商品の歴史や背景、カルチャーの知識を踏まえてしっかり付加価値をつけて販売する。

 

これが、今アパレル業界に大事なキーワードではないでしょうか?

 

僕は、あまりアパレル経験があるわけではありませんが、店頭スタッフの8割の人よりは商品説明できる自信はありますw

 

古着業界も、流行り廃りはありますが何十年も着続けられている普遍的なアイテムが多く、むしろ現代ファッションアイテムのデザインソースとして、影で活躍しているのも古着の魅力です。

 

 

ブームといっても、知らない人が古着を知る機会が増えたのでこれを機に、もっとディープなところまで足を踏み入れて楽しんでもらいたいですね。

 

 

それでは、したっけね!

 

 

 

長く着るコツ!〜古着の手入れは、知識を深めてしっかり行おう!〜

 

 

こんにちは、くまじゅんです。

 

 

大量生産大量消費の世の中、洋服もファストファッションの参入から1年着ると襟元ヨレヨレ・ しわしわ・傷・破れが起きて捨てて新しいものと循環が当たり前になりました。

 

洋服もゴミのように扱われ、ものを大切にする習慣さえ失われてきていると実感します。

 

日本だけで廃棄される洋服の量は、年間約100万トンだ枚数で言うと、33億枚でその半分以上は、焼却処理されているんです。

 

ファストファッションの参入や、トレンドによるファッションの細分化などが原因と言われています。

 

 

僕が古着を着ている理由は、個性を見出すためのツールでもあり自分の生活を豊かにしてくれる身体の一部でもあります。

 

日頃、歯を磨いたりお風呂に入るようにケアをすることが当たり前ですが、洋服もしっかりケアを行えば長く使用する事が出来るんです。

 

確かに、洋服をケアするなんてめんどくさい行為でセーターをそのまま洗濯機に入れて回したり、色落ちするアイテムを一緒に洗って色移りした白シャツを捨ててしまったなどあると思います。

 

でも、自分の好きな洋服に愛着があればしっかり向き合って手入れをする事が出来ると思います。

 

みなさんも、今お持ちのアイテムと長く付き合って行くためにお家で出来る洋服のケア方法をお話しします。

 

 

 

ニット・セーター

 

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ニットは、一番悩みの抱えている方が多いのではないでしょうか?

 

特に、

・洗濯後の縮み

・ほつれ 、虫食い

・毛玉

 

に悩まれてる方多いと思います。

 

これらは、日頃のケアさえ怠らなければ長く着続けて行けるのでチャレンジしてみましょう!

 

 

それでは、守っておきたいルールをお伝えします。

 

1, ブラッシングをする。

2, 毛玉が、目立ってきたら取る。

3, 洗濯表記通りの洗い方をする。

4, 基本、洗い方は押し洗い。

5, 平置きで干す。

 

これらのルールを守れば大丈夫です。

上から順を追って説明していきます。

 

 

1, ブラッシングをする。

 

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ニットを着用した後は、すぐにブラッシングをした下さい。

 

なぜかと言うと、ブラッシングを行うことによって使用して絡まった繊維が解け毛玉を防止、食べカスによる虫食いを防ぐことが出来るからです。

 

 

 

ブラシは、柔らかくコシがある馬毛ブラシがベストでほこりや汚れもしっかり取り除いてくれます。

 

ブラシがけは、あまり力を入れずに手首のスナップで優しく繊維の方向にブラッシングしたください。

 

2, 毛玉が、目立ってきたら取る。

 

毛玉が目立つほどなってきたら、小さなハサミを使って取っていきましょう。

 

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手で取ってしまうとニットに傷が付き劣化する恐れがあるので、必ずハサミを使って下さい。

 

あと、毛玉取り機も活用できます。

 

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周りを切ってしまわないように、毛玉部分を少し引っ張りながらカットするといいです。

 

スポンジでの毛玉取りは、繊維を引っ張るように取り劣化を進めるので使用さないで下さい。

 

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あまり取り過ぎても良くないので、目立ってきてからにしましょう。

 

3, 洗濯表記通りの洗い方をする。

 

衣類の裏側には、洗濯表記のタグが付いていてそれぞれどういう洗い方をしましょうと記載されています。

 

ユニクロなどで展開しているウォッシャブルセーターは、洗濯機で洗うことが可能ですがニットは、出来ないものがほとんどです。

 

間違った方法での洗い方は、劣化を進める可能性が高いので表記から正しい方法で行いましょう。

 

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4, 基本、洗い方は押し洗い。

 

ニットは繊細なので、あまり負荷をかけずに洗いたいので「押し洗い」がベストです。

 

洗い方ですが、まず準備をして頂きたいのが

 

・洗濯ネット

・風呂桶

・洗濯用洗剤

・柔軟剤

・ゴム手袋 ( 手荒れ防止のため )

 

それでは、手順を紹介します。

 

(1) 洗濯ネットにニットを入れます。

(2) 風呂桶に、ぬるま湯 (40℃程) と洗濯用洗剤      を入れかき混ぜます。

(3) ニットを風呂桶に入れ、優しく押し洗いします。

(4) 風呂桶のお湯を捨て、洗濯機で「弱脱水」で水気を飛ばします。

(5) もう一度、風呂桶にぬるま湯を張り柔軟剤を入れニットを優しく押し洗いします。

(6) 最後に、風呂桶のお湯を捨てニットを「弱脱水」して水気を取ります。

 

ここまでで洗濯は完了で、その後はルールの"5"に移ります。

 

5, 平置きで干す。

 

ニットを干す際、ハンガーで干すと肩の部分に負荷が掛かり襟や袖が伸びてしまうので絶対に避けましょう。

 

その場合、ハンガーにかけず「平干しネット」を使用することがベストです!

 

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ニットを傷つけずに伸ばして干すことが出来て、100均で販売しているので購入してください。

 

出来ない場合は、ソファなどにバスタオルを敷きその上にニットを置き風通しの良いところで干すと効果的です。

 

※ちなみに、洗ってニットが縮んでしまった場合

 

ニットを洗って縮んでしまって諦めた方もいるかと思いますが、ニットは元通りにすることが可能です!

 

それは、繊維同士が絡まり合って縮みが起こることが原因で、それを改善するやり方が2通りあります。

 

まず1つは、スチームアイロンを使ってやる方法。

 

ニットに直接アイロンを当てず、少し浮かした状態でスチームを当てながら縮んだ部分を少しずつ伸ばしてあげます。

 

そうすると、水を含んだ繊維は膨らむ性質があるので元の方向に伸ばすと戻っていきます。

 

 

2つ目は、洗う前にお湯で濡らして伸ばす方法です。

 

同じく繊維の性質を利用して、濡れた状態で縮んだ部分を少しずつ伸ばしていくと元に戻ります。

 

水分を含んだ状態だと、元に戻しやすいんです。

 

ワイシャツ

 

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ドレスアイテムで着られるワイシャツは、特に白をお持ちの方も多く特に「シミが残る」「襟元の黄ばみ」が悩みかと思います。

 

これらもやり方次第で、解決出来るので実践してみましょう!

 

まず、コーヒーやケチャップなどシミがついてしまった場合はできるだけ早く対処しましょう。

 

後々、染み付いて取れなくなってしまう恐れがあるので、外出中の対処はハンカチや紙ナプキンを濡らしてトントンと叩くように取ってください。

 

( 擦ると、汚れが広がってしまうのでNG!)

 

食事の際のシミは、油汚れなので食器用洗剤をシミの部分に直接当て、裏側にタオルを置いて歯ブラシで叩いて下さい。

 

襟元の黄ばみの場合、洗濯表記に基づいて漂白剤を使用しましょう。

 

風呂桶に、ぬるま湯と適量の漂白剤を入れそこにシャツをつけおきします。

(漂白剤を使用できないものもあるので注意!)

 

 

もし、シミや黄ばみが取れない場合はクリーニングに出してみてください。

 

 

洗濯機に入れる場合は、ボタンが取れる可能性があるので洗濯ネットに入れてから洗濯することをオススメします。

 

・コート

 

コートに関しては、洗濯を行うと型崩れを起こす可能性が非常に高いので、クリーニングに出すことをオススメします。

 

もし洗う場合は、洗濯表記に基づいて行ってください。

 

コートの場合、着丈もあるので型崩れするとかなり違和感を感じるほど変形するのでオススメしません。

 

レザージャケット

 

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レザージャケットに関しては、合皮レザーではなくリアルレザーのお手入れを紹介します。

 

レザージャケットは、しっかり手入れをすると一生片付けることが出来るのでしっかり覚えてエイジングを楽しみましょう!

 

まず、必要な道具ですが

 

・濡れたタオル

・乾いたタオル

・レザー専用汚れクリーナー

・レザー専用クリーム

・馬毛ブラシ

・防水スプレー

 

それでは、手順を紹介します。

 

(1) 馬毛ブラシで、表面全体をブラッシングします。

( 表面やステッチのホコリを取り除きます。)

 

(2) 乾いたタオルに、レザー専用汚れクリーナーを付けて表面を撫でて汚れを落とします。

 

(3) 濡れタオルで、表面を擦り残りの汚れを取り除きます。

 

(4) レザー専用クリームを素手又は乾いたタオルに適量取り、表面に薄く塗り広げます。

( あまり厚く塗り広げると、ヒビ割れの原因にもなるので注意!)

 

(5) 馬毛ブラシで、表面全体をブラッシングしてしっかりクリームを馴染ませます。

( ブラッシングすると、光沢が出てくるので目安にしてみてください。) 

 

(6) 最後に、乾いたタオルで表面を軽く擦り余分なクリームを落とします。

 

(7) 全体に、防水スプレーをかけてお手入れは終了です。

 

保管するときは、太めのハンガーに掛けて湿気が少なく風通しの良い場所で保管してください。

 

湿度が高いと、表面にカビが繁殖してしまいます。

 

ジーンズ

 

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ジーンズは、生地も硬く色落ちするものもあるので少し洗い方に手間がかかります。

 

この2つのルールを守って頂くと、正しく洗うことができます。

 

・ジーンズは、単体で洗う。

・乾燥機を使用しない。

 

それでは、ルールを踏まえて洗い方の手順を紹介します。

 

(1) 風呂桶に、水と洗濯用洗剤を適量入れ (5〜10ml) かき混ぜます。

(2) ジーンズを入れ、10分ほどつけ置きします。 

(3) 風呂桶の水を捨て、水を入れ替えて数回すすぎを行い残りの泡を除去します。

(4) 最後に、洗濯機に入れ脱水を行い

 

ジーンズは、染めるための染料が含まれているので衣類をまとめて洗うと色移りする可能性があるので、必ず単体で洗ってください。

 

現在、ヴィンテージデニム用洗濯用洗剤BEYONDEXX(ビヨンデックス) のSpecial denim care wash というヴィンテージ好きのアパレル業界の方達で作られた洗剤があります。

 

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この洗剤は、インディゴの色を落とさずに汚れを落とし、デニムの風合いを保つための色落ち防止成分を含まれておりヴィンテージデニムを洗うには最高のパフォーマンスを誇ります。

 

オンラインストアでも購入可能なので、おススメです!

 

http://www.beyondexx.com/

 

・ジーンズの干し方

 

干す際は、生地が硬く日焼けを起こすこともあるので

 

・ジーンズを裏返す

・逆さ吊りでハンガーに固定

・風通しの良いところで陰干し

 

この3つを守って干してください。

 

 

裏返すことで、ポケットの生地が重なる部分が生乾き状態になることを防ぎ、逆さ吊りにすることで自重でシワを伸ばすことが出来ます。

 

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いかがでしたでしょうか?

 

 

オシャレな人はトレンドに合わせて着こなしが出来る人を指すワケでは無いと思います。

 

それは、ただの「オシャレに見られたいヒト」で僕が思うオシャレな人は、

 

" 自分をよく知り、流行に囚われず、モノを大切にし、スタイルを持った人 " だと捉えています。

 

モノを大切に出来る人は、内面的に磨かれ人間性を豊かにする人が多いです。

 

是非、自分が愛しているアイテムを大事に長く付き合っていけるように実践してみてはいかがでしょうか?

 

それでは、したっけね!

 

 

僕が思う穴場アイテム〜Levi's スタプレストを狙おう!!〜

 

 

こんにちは、くまじゅんです。

 

 

最近は、徐々に古着ブームのような上がり方を見せ ( 特にヨーロッパ古着 ) メディアでもよく取り上げられてます。

 

ヴィンテージデニムラバーでも知られる草なぎ剛さんや、古着系YouTuberも増えてきたので紹介されたアイテムがちょこちょこ価格高騰や品薄状態が出ているようです。

 

でも、いくら古着と言えどもその中でもブームがあり逆に人気の無いジャンルも多いなあります。

 

最近、街中でリバースウィーブ+リーバイス501+レッドウィング アイリッシュセッターの王道アメカジの人見かけました?

 

 

僕は、ここ数年見てませんw

 

そう、そもそも全身古着の人が減っていてコーディネートの一部に古着を取り入れる人が多くなってきたので、野暮ったい王道アメカジ古着の人はいないんですね。

 

 

そこで、僕が愛用していてこれ使えるよ?とおススメするアイテムを紹介しようと思います。

 

タイトルでも掲げていますが、それは Levi's (リーバイス) スタプレストです。

 

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リーバイスと言ってもデニムのアイテムではなくて、スラックスに近いアイテムとして思っていただければと思います。

 

登場したのは1964年、当時アメリカで洗濯機が普及していった時代で衣類の伸び縮みやシワになることが多く、それらを改善する洋服の需要が増えていきました。

 

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そして、リーバイスはそれらの要望に対応し半永久的に取れないセンタープリーツを採用したスタプレストを発売します。

 

当時のセールスマンの中には、センタープリーツが消えないことを洗濯機を持ち込んで宣伝していたそうです。

 

当時、アイビールックのトレンドスタイルによりスタプレストは流行り浸透していきました。

 

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では、なぜ僕がスタプレストをおススメするのか理由を挙げてみました。

 

理由

・カラーバリエーションが豊富

・形、素材の種類が多い

・価格帯が手ごろ

・現代のファッションに落とし込みやすい

 

 

・カラーバリエーションが豊富

 

アメリカの大学でアイビールックでは、カラフルなスラックスを取り入れることがあり、スタプレストも多種多様なカラーリングを取り揃えていました。

 

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地味な単色のものもあれば、総柄なんかも存在しておりスタプレストだけでもかなり集め甲斐のあるアイテムです。

 

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・形、素材の種類が多い

 

こちらも、カラーバリエーションと同じく形も様々あります。

 

1970年代にアメリカでヒッピームーブメントが起こった時にブーツカットが流行りストレートやテーパード、ブーツカットにベルボトムまでと型が多様に存在しています。

 

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そして、素材も色々あり畝の立ったピケタイプやしっとり肌触りのあるジャージのようなタイプや、麻のような素材のものまであり基本ベースは、コットン+ポリエステルです。

 

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多種多様なデザインが存在していますが、1970年代入るとラングラーやh.i.sなどライバル社もスタプレストを展開を始めたのでその経緯もあるでしょう。

 

 

・価格帯がお手頃

 

とはいっても、リーバイスのアイテムは年々価格も高騰しており66BIG E の色落ち5割ほどでも10万前後で取引されるくらいですし、なかなか履く勇気さえありませんw

 

ですが、スタプレストはあまり波風の立たないアイテムでいてタマ数も多く価格変動が少ない。

 

1964年登場なので、" ビッグE " と" スモールe "が存在するのでタブを自慢することも出来る!w

 

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僕の解釈でもありますが、結構いい穴場アイテムなんですよスタプレスト。

 

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素材やサイズ感、デザインやデッドストックアイテムにもよりますが

スモールe : ¥3,000〜¥9,800

ビッグE    : ¥5,000〜¥24,800

 

くらいの価格帯で店頭に並んでいます。

 

ヨーロッパ古着と比べてアメリカ古着があまり盛り上がっていませんが、逆に原点回帰にこのラインナップもおススメ出来ます。

 

 

・現代ファッションに落とし込みやすい

 

現代ファッションの特徴はストリートやトラッドなどジャンルや年代問わずグローバル化が進みました。

 

今では10代、20代の若者がバルマカーンコートやドレスシューズ、スラックスなど大人が着るアイテムをファッションに取り入れる時代です。

 

サイズ感もオーバーサイズやジャストサイズと、大きさ問わず着こなし自分のスタイルに落とし込むテクニックを持ってます。

 

合わせて、古着をサンプリングしたアイテムも多く流通していることから流行りになっていて、スタプレストは今すごく使い勝手の良いアイテムなのではと思い提案させて頂きました。

 

2000年代までシルエット、デザイン、カラー共に使いづらいアイテムだと思われていましたが、僕は使うにはちょうど良い頃合いではないか?と感じます。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

 

現在、リーバイスで数年ぶりにスタプレストが再販され手に取る機会が増えてきています。

 

リーバイスからは、ヴィンテージのスタイルとはまた違う形の提案ですが今の時代に通用するアイテムであると感じ発覚したのではないか?と僕は思います。

 

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もし、知らない方がいたらアメリカ古着のお店へお立ち寄り頂き「スタプレストありますか?」と聞いてみてください。

 

初めて履く方は、ちょっと変わったアイテムだと感じますが使い勝手の良さを実感して頂けると思います。

 

 

それでは、したっけね!

 

 

 

 

 

 

新品アイテムは元ネタだらけ?見つけられると、あなたは古着のプロフェッショナル!

 

 

こんにちは、くまじゅんです。

 

 

古着の知識が身についてくると、ファッションブランドの商品を見てたら「これ、元ネタあれじゃね?」と思うアイテムがめちゃくちゃある事に気づきます。

 

実は、今現代ファッションアイテムはほとんどが元ネタ・サンプリングによって出来ているんです。

 

僕はメンズなのでウィメンズファッションに疎いですが、メンズファッションはあと20年ほどで進化が無くなると言われています。

 

それは、なぜか....

 

簡単です、世に出尽くされているからです。

 

 

基本的に、メンズファッションはこの4つによって構成されています。

 

・ドレス ( スーツなどですね )

・ワーク ( 作業着、ジーンズもそうです)

・スポーツ ( ジャージ、スニーカーなど )

・ミリタリー ( まさに軍服、コートもそうです)

 

これらの中で生まれたものが、サンプリングされてファッションアイテムのデザイン・ディテールとして世に登場しているんです。

 

4つのジャンルからなら、出尽くされてる意味もわかりますよね。

 

今回は、古着の代表的な元ネタについてお話ししようかと思います。

 

・ミリタリーウエアライナー

     (ミリタリー)

 

2016年秋冬からウィメンズブランドを中心に一斉に流行り出したアイテムが、ミリタリーライナーコートです。

 

 

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ナイロン地にキルティングステッチの入ったもので、今でも店頭に並んでるのが見られます。

 

AWは、ミリタリーコートとなど落ち着いた色合いが着まわしやすいので人気ですが、ノーカラーで重ね着しやすい、そして軽いので重宝されたのかなと推測してます。

 

ユニクロ・GUでもフツーに展開してますからねw

 

主に、ベースになっているのはスタートはアメリカ軍M-65をサンプリングしたアイテムが多か流通してました。

 

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( ↑オリジナル M-65 ライナーです。)

 

その後に、スウェーデンM59のライナーをサンプリングしたアイテムが増えて来ましたね。

 

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(↑スウェーデン軍 M59ライナーです。)

 

パタゴニアのレトロカーディガンからボア地が流行り始め、M59ライナーも裏ボア仕様なのでそこに着目したデザイナーが採用したのかと思います。

 

ライナーを使ってくるのは、よく考えたなぁ〜と感心したものです。

 

そのため、古着のライナーの価格が高騰したのはこの流行りが原因かとw

 

なんで、オリジナルのライナー買うのに万単位なんだよとヒヤヒヤしましたよw

 

あとは、流行りが落ち着くのを待って皆が手放した時に買うのがベストかと....。

 

 

・MA-1 (ミリタリー)

 

もう、正式名称もそのままなので完全にアウター名として定着している唯一のアイテムではないでしょうかw

 

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実際に、アメリカ軍に納品していたアルファインダストリーズのMA-1が流行りみんな着ていた時もありましたね。

 

こちらも、ミリタリーから1950年代にU.S.AIRFORCE (アメリカ空軍) で採用されたフライトジャケットです。

 

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( ↑アメリカ軍 MA-1 )

 

軍で使用される戦闘機が、プロペラ機からジェット機に代わりに高度や速度による気圧や気温の変化に対応できるように作られました。

 

座った状態で着用するので、着丈は短く当時としては珍しいナイロン素材を採用しています。

 

気づいている方はいるかと思いますが、裏地がオレンジになっているのってわかりますか?

 

あまりファッションアイテムでは取り入れないですが、これは機体の故障等により飛べなくなって着陸した際、MA-1を裏返しにして自分がいる目印としてオレンジになっています。

 

 

もし、山登りとか危険と隣り合わせの行動を取るときはMA-1を着ていきましょうw

 

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・モッズコート (ミリタリー)

 

最早、冬物アイテムとして定着している人気アイテムの1つで聞き慣れてるかも多いと思います。

 

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これは、1950〜60年代にアメリカ軍で採用されたM-51フィールドパーカー(通称フィッシュテールパーカー) を元ネタになったアイテムです。

 

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ですが、なぜ "モッズコート" と言う名前なのか気になる方も多いと思います。

 

遡ること1950〜60年代にかけて、イギリスの不良 "モッズ" が愛用していたことが由来です。

 

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彼らは、3ボタンに仕立てたモッズスーツを着こなしドレスアップしたスクーターの乗り、防寒そして洋服が汚れないようにM-51を愛用していました。

 

モッズコートと名前が定着したのはイギリスの不良スタイルからきているんですね。

 

 

・Pコート(ミリタリー)

 

このアイテムも名前が定着していますね。

冬場に見ないことはない人気のアウターです。

 

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19世紀末 イギリス海軍で採用されたPコートは、後に他国の海軍の制服として多く採用されました。

 

「Pコート」の名前の由来は諸説ありますが、オランダ語で毛羽立った厚手の織物ラジャを意味する「pji」から来ている説があります。

 

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(↑1940年代 アメリカ軍 Pコート)

 

 

特徴は、厳しい寒さに耐えれるような仕様になっており、立てて首元を温める大きな襟や手を温めるハンドポケット、身体に冷気が入らないように重ね織りの前立てなどの仕様になっているんです。

 

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Pコートはデザインが完成されているので、ファッションアイテムでもあまり変わらないディテールになっていますね。

 

 

・リバーシブルTシャツ(ミリタリー)

 

コートやパーカーなど、ひっくり返すと色違いになるリバーシブル仕様の洋服。

 

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今では当たり前になっているリバーシブルタイプのアイテムは、実はミリタリーが始まりとされているという事は知っていましたか?

 

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(↑1940年代 アメリカ海軍 リバーシブルT )

 

元々、アメリカ海軍がスウェットのブランドでおなじみの「チャンピオン」に訓練用に敵味方の区別が出来るユニフォームの製作を依頼したことから始まっています。

 

1930年代なので、まだTシャツが生まれて間もない頃ですね。

 

 

・トレンチコート(ミリタリー)

 

 

トレンチコートは、大人のコートと品のあるアイテムとして定着しています。

 


着こなしている人を見たら上級者だなぁと僕は感じますね。

 

 

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(↑バーバリー トレンチコート)

 


トレンチコートと言えば " Burberry(バーバリー)"と思う方も多いと思いますが、正に第一次世界大戦時にイギリス軍が納品を依頼したのがバーバリーで、その後ファッションアイテムとして広まりました。

 

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(↑第一次世界大戦 イギリス兵士 )


トレンチコート=バーバリーが定着していったんですね。

 

 

・スウェット(スポーツ)

 


スウェットは、今や寝巻きの帝王という地位に君臨している寝具の代表ですね。

 

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(↑チャンピオン リバースウィーブ)


元々、スポーツウェアはウール素材で作られており(所謂セーター)、肌が擦れたりなどの改善のためにアメリカのラッセル社が、厚手のコットン生地を採用したのがスウェットの起源です。

 

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(↑1930年代 スウェットシャツ )


名前の通り、スウェット=汗を吸い伸縮性、防寒性に優れているスウェットは、スポーツウェアとして瞬く間に認知度を広めました。

 

 

・ジーンズ (ワーク)

 


クローゼットに絶対一本は入っているだろうアイテムで、逆に履いたことない人いる?と聞きたいくらいド定番ではないでしょうか。

 

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(↑リーバイス 501 )


ジーンズも元々は作業着を起源にもつアイテムです。

 


1850年頃 アメリカカリフォルニア州で、金が取れるニュース(後のゴールドラッシュ)を機に全土から人が押し寄せました。

 

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それを知ったジーンズの父 リーバイ・ストラウスは頑丈な生地で仕立てたジーンズを作ったことから大当たりし、ジーンズメーカーを立ち上げました。

 


それが、その後のLevi's(リーバイス)というブランドです。

 


一攫千金を目当てに金を掘るより、掘るためのスコップ売りが儲かった話のようで目利きが鋭かったのでしょねw

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

 

ご覧いただいた通り、実はサンプリングされているアイテムは全て古着に通ずることがご理解頂けたと思います。

 

特に、ミリタリー率多くないですか?

 

全ては、実用的・機能性に優れたデザインを採用していてそれが現代ファッションにも適用している完成されたアイテムだという事も感じて頂けると思います。

 

それだけ、古着からルーツを辿ることも出来ますし現代ファッションを作る人たちも古着にインスパイアされ、デザインに落とし込んでいるんですね。

 

それを知ると、オリジナルがほしくなりますよね?、となるんですw

 

皆さんも、街中で元ネタ探してみてください。

 

次のブームも、古着のアイテムから登場するかもしれませんよ?

 

それでは、したっけね!

 

 

 

古着は出会い、シーズンとは逆のアイテムを狙うべし!

 

 

こんにちは、くまじゅんです。

 

みなさんが洋服を買う時、現在必要であるもの又は、その季節に合ったものが欲しい・用意したいという理由で購入することが多いと思います。

 

セレクトショップやファストファッションのお店に行っても例えば夏のシーズンだと、Tシャツ・短パン・ポロシャツ・サンダルとか。

 

冬だと、ダウン・コート・ブーツ・セーターとか季節に応じたアイテムが並びますよね?

 

確かにこれが当たり前なのですが、古着に関しては見方がちょっと違うんです。

 

今回は、シーズンに限らず冬物でも夏物でも欠かさず狙っていこう!というお話をしようと思います。

 

・なんで、シーズンと逆行したアイテムを狙うの?

 

 

まず結論から、この理由が挙げられます。

 

理由

・ライバルが少ない

・買い付けも出会い、季節ものばかりではない

・古着は出会い

 

 

・ライバルが少ない

 

冒頭で話した通り、洋服を購入する時その季節によって時期に適したものを買いますよね。

 

新品アイテムだと、サイズや点数があり選ぶことが出来ます。

 

ですが、古着は基本一点モノが圧倒的に多いので選ぶことも出来ないですし、もう巡り合った時に狙わないと、次の機会はいつになるのか分からないのです!

 

なので、一番の狙い時はシーズンと逆行したアイテムを買うのがベストです。

 

古着屋さんに関しては、季節モノをメインに品出しすることがありますが、夏場でも冬物アウターを置いているお店もあります。

 

そこで、夏場だとアウターを狙って冬場だと、Tシャツを狙うなど真逆のアイテムを狙うことでシーズンものを狙うライバルより選ぶ余裕を与えてくれます。

 

お店のスタッフさんと仲良くなれば、バックヤードからストック商品も出して頂けたりするので、積極的に聞いてみてください。

 

 

・買い付けも出会い、季節ものばかりではない

 

これは、お店側のことですが海外での現地買い付けは中・長期間で何百何千kmと走り古着を探しに買い付けに行きます。

 

現地ディーラー・バイヤーさんへ依頼したり提案されたり、スリフトショップやフリーマーケットなどを回ったりとかなりの重労働を強いられる冒険をします。

 

必ずしも冬だからアウター・ニットが多い事や、夏だからシャツが多いと言うわけでもありません。

 

その場所で、価値あるものを見つければ買い付けを行うのでその後オンシーズンまでストックをしておいたり、メンテナンス後に店頭に並べたりすることもあります。

 

 

 

・古着は出会い

 

最後はこれに着きますw

 

「古着は出会い」です。行った先に何があるか分かりません。

 

最近は、お店がSNSでオススメ商品をアップしていたりしますが、その情報を見てお店に向かって他の商品にビビっと巡り合う事ってあるじゃないですか?

 

これは、古着や中古市場ではよくあることですし中毒性のあるものなので、なかなか出会った時の衝撃はやめられないし抜け出せないものですw

 

実際に、お店に行かないと分からないこともあるので店頭に行くことを強くオススメします。

 

ネットショッピングではあまり味わえないですから。

 

 

元々、古着を買い付けでファッションに取り入れるのは日本くらいしか行なっていなかったのですが現在、世界的に古着の価値が知られるようになってから価格の高騰やアイテム数の減少が目立ってきています。

 

販売する側も、血眼になってアイテムを探していますが購入する側もいいアイテムが店頭に並んだ途端に他のお客さんにピックされるなんてよくある話で、機会を失うこともあります。

 

買う側も、上手く購入するために考えないといけないんです。

 

今や、ネットブログ・SNSで情報発信されますしオンラインショップで購入することも出来ますから必然的にライバル増えるんですよ。

 

ましてや、お店によって店頭価格が違うなんてよくありますからそこも見極めて購入するのが古着好きの見せ所でもあります。

 

販売側も購入側も、共にバイイングですw

 

 

いかがでしょうか?

 

 

なかなか、この考えは古着に対してすごくストイックなコレクターのようにも思えますが、やっぱり年々見なくなったアイテムや、どこでも安く置いてあったモノが今や枯渇して価格上昇中なんてほんの数年の間で起こってます。

 

僕も、古着の価格相場に関して上がる一方なので早めに購入しておかないとと警戒する程厳しくなっているなと感じます。

 

いいお店選びも重要ですし、うまく人脈を使ってアイテムを見つける事も大事かなと感じているので、この内容を取り上げました。

 

古着もゴミ同然の扱いをされていた時代から、価値あるものに目を向けられた時代にシフトして来たので、これも必然なのかなと思います。

 

古着探しも宝探しなので、僕のやり方も参考に楽しい古着ライフを楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

 

それでは、したっけね!

 

 

僕が、古着を学んだバイブル本を紹介します。

 

 

 

 

こんにちは、くまじゅんです。

 

 

 

今回は、僕が古着を学んだ本たちを紹介しようと思います。

 

 

元々、雑誌を見ることが好きで本屋さんによく立ち寄っていて古着を着るようになった時も、本屋さんに色々古着関連のものがあったので買っては見てました。

 

 

年々、メンズファッション誌自体が少なくなって来ているのでなかなか古着の情報も10年前と比べると厳しくなっています。

 

 

ですが、メルカリ・ヤフオクなど中古で手に入るようにもなって来たので、探して購入するための紹介という感じで見て頂ければ幸いです。

 

 

・ライトニング別冊シリーズ

 

アメリカンライフスタイルを提案する雑誌 月刊ライトニングの別冊として発行しているシリーズで、1つのジャンルに特化したものを紹介しています。

 

こちらは、現在でも販売されており最近ではヴィンテージアウトドアやレザージャケット、ヴィンテージロレックスの特集を組んだ内容が販売されています。

 

ちなみに僕は、ヴィンテージアウトドアの本を購入しました。

 

不定期で発売されますが、今まで古着の特集のものが数多く販売されておりアーカイブで販売終了されているものもあるのですが、僕の購入したものを紹介します。

 

 

No.78 ヴィンテージ 古着大全

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No.91 All about vintage denim

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No.99 ヴィンテージレザージャケット

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No.105 ナイキクロニクル

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No.111 ヴィンテージマーケット

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No.121 ヴィンテージの教科書

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No.128 THE RED DATA VINTAGE

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No.182 アメリカンヴィンテージ 

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Lightning archive ヴィンテージTシャツ

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Lightning archive ヴィンテージワークウェア

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Lightning archive アウトドア

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Lightning archive ヴィンテージスウェットシャツ

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Lightning archive ミリタリージャケット

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・monoスペシャル 古着屋さん

 

2014年に休刊になってしまった古着メインの雑誌でNo.1〜17までありました。

 

雑誌は、単体アイテムの特集や地方の古着屋さん紹介などが主な紹介がメインでした。

 

現在、ヨーロッパ古着が盛り上がっていますが販売当時はアメリカ古着が多く取り上げられていたので、特にスーパーヴィンテージの情報が多くレギュラー古着はあまり多く記載されていません。

 

商品の価格も記載されているので、当時と現在の比較なども出来るので今見ても面白いですね。

 

monoスペシャル 古着屋さん 1〜17

 

monoスペシャル 古着屋さん 1

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monoスペシャル 古着屋さん 2

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monoスペシャル 古着屋さん 3

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monoスペシャル 古着屋さん 4

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monoスペシャル古着屋さん 5

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monoスペシャル古着屋さん 6

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monoスペシャル古着屋さん 7

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monoスペシャル古着屋さん 8

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monoスペシャル古着屋さん 9

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monoスペシャル古着屋さん 10

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monoスペシャル古着屋さん 11

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monoスペシャル古着屋さん 12

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monoスペシャル古着屋さん13

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monoスペシャル古着屋さん15

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monoスペシャル古着屋さん17

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・Free&easy (フリーアンドイージー)

 

1998年〜2016年まで発行されていた、ラギッドなファッション&ライフスタイルを提案する雑誌で人気を博していました。

 

特に2000年代半ばまでは、古着を全面的に特集しておりコレクター私物やスーパーヴィンテージが毎月掲載される程、内容の濃い雑誌で僕は80冊ほど所有しています。

 

見たことない古着が出て来たり、古着を来た著名人のライフスタイルが載っていたりとメチャクチャカッコいい男臭い雑誌だったので凄く好きでした。

 

今は、あまり男らしさを重視したコンテンツが受けないのが残念です。

 

2006年 3月号 OLD&NEW

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2007年4月号seaman's county もうひとつのヴィンテージ ミックス

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2007年6月号 THE Vintage catalog

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2007年9月号 DISCOVER AMERICA

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2008年2月号 スーパーヴィンテージ の誘惑

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2008年3月号 The'30s-'40sBOOK 

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2008年4月号 The NAVY-ism

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2008年7月号T-shirts MUSEUM

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・2nd (セカンド)

 

こちらは、現在でも発行されている休日のメンズファッションをオシャレにするコンテンツをコンセプトに掲げている雑誌です。

 

新品の洋服を主な紹介していますが、毎月古着のアイテムを紹介しているページも創刊辺りからあるので、毎月見ても必ず古着は登場しています。

 

定期的に、古着の特集が組まれており毎号見ごたえたっぷりなので永久保存版の雑誌ですよ。

 

2011年3月号足で探したお手頃ヴィンテージ 

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2017年2月号 ビバ!!古着好き!!

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2017年10月号 イマどき古着のイケてる活用術

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2020年2月号 いくつになっても古着がやめられない

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別冊2nd 新・定番古着図鑑neo vintagebible

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・My freedamn (マイフリーダム)

 

著者である田中凛太郎さんが、アメリカのヴィンテージ 文化を学ぶ為渡米し、2003年に自費出版でヴィンテージ古着を集めたの写真集「My freedamn!」を発行し、世界中でヒットしました。


2012年までに全10冊が発行されて、各シリーズでは年代別やカルチャーなどテーマ別で紹介されており、資料価値と共にアート性も備わっているので古着好きは、必ず一冊持っていていてほしい本です。

 


それぞれ限定生産での発行なので、あればラッキーと思って下さい。

 


僕も全て集まっていません。

 

My freedamn! 1

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My freedamn! 3

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My freedamn! 5 

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My freedamn! 9 

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My freedamn! 10 special edition

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・the vintage showroom

 

イギリス ロンドンで2007年に創業した古着屋「 The Vintage showroom 」というお店があります。

 

比較的新しいお店ですが、世界中のデザイナーやスタイリストなどから注目を集めている有名店です。

 

こちらのお店、一風変わったスタイルで歴史的資料価値の高い古着を非売品で "展示" しており、アポイント制を取って見学や貸し出しを行っているのです。

 

その、ザヴィンテージショールームの古着を一冊にまとめた最早図鑑と言っていい本が3冊登場しています。

 

僕は、そのうちの2冊所有しています。

 

The Vintage showroom

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Vintage manswear

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いかがでしたでしょうか?

 


有名店や古着屋さんは、都心に店舗を構えていることが多いので田舎生まれの僕には古着自体なかなかお目にかかれないものでした。

 


そのため得られる情報は雑誌での特集を見たりして古着の知識を身につけていったので、これはこれで楽しかったです。

 


むしろ、知識の浅い方から情報を得るより正確なのでよかったのかなと思います。

 


今回紹介した本たちは、廃盤になっているものも多いので手に入るかどうか一概には言えませんが、ネットや古本屋さんなどで古着と同じく巡り合いがあるかもしれません。

 


その時に、手にとって見て頂ければなと思います。

 


どれもかなり見応えがあるので楽しんでいただけると思います。

 

 

 

( 僕が書いたワケではありませんがw )

 

 

 

それでは、したっけね!