カーハート100周年モデルはご存知ですか?
こんにちは、くまじゅんです。
アメリカのワークウェアを語る上で欠かせないブランド「Carhartt (カーハート)」。
1889年にデトロイトの労働者に向けて現在でも作られているダック地のオーバーオールを世に送り出し、100年以上ワークウェアブランドとして地位を確ています。
現在では、hip-hopアーティストに受け入れられるストリートファッションのアイテムとして取り上げられて、幅広く名が知られている事はご存知の通りでしょう。
そんな歴史あるブランドの100周年に当たる1989年。
その年に生産されたアイテムに創業100年モデルのタグが存在する事をご存知でしょうか?
これは、前に僕個人が好きで集めておりまして「限定」という言葉に弱いなんてツッコミもされますが、特番感のあるワードなので取り上げて見ました。
・1989年のみの限定タグが付いている
実は、100周年に当たってスペシャルアイテムが登場!したワケではなく、今まで胸元・首元に取り付けられていたタグに100周年の刺繍が施されます。
それと合わせて、ボタン留めのアイテムにボタンの中心が100周年のデザインが施されているのが分かります。
僕も過去に、100周年モデルの
カモフラ柄ダックジャケット
生成りペインターパンツ
ペインターデニム
イエローダックジャケット
などを所有しておりました。
今は手放していますが、現在はデニムジャケットを所有しています。
襟がコーデュロイ生地のデニムジャケットです。
このモデルは、ブランドロゴのタグが取り付けられていませんがボタンは100周年モデルのデザインです。
ちなみに、サイズタグの左上に星マークが付いています。
アメリカ古着のワークジャケットが好きな方でしたら、一度は見たことあるかと思います。
『Crafted with pride made in USA』
1980年代前半、アメリカの衣料関連会社はコストダウンの為に生産拠点を海外へ展開が拡大し、アメリカの貿易赤字が急速に進んで行きました。
このままでは、国内産業が衰退を迎えてしまう事への危機感から衣料メーカーや労働組合によって1984年に発足された団体です。
団体発足時から国内生産商品の購買を進めるキャンペーンを行ったり、団体に参加しているメーカーの製品には「Crafted with pride made in USA」のタグが取り付けられていました。
この団体は、現在でも活動しています。
逆にブランドタグが取れている古着に、このタグが付いていれば84年以降のアメリカ古着だと断定できます。
アメリカのウールライナーが入ったジャケットは、本当に暖かい!
厚さはありませんが密度の細かいウールを使用しているので、保温性高いです。
出来るだけ、身体との密着度が高い方が保温性が良いのでジャストサイズを選んで着用してください。
機能性が無いと、服じゃ無いですから。
襟もコーデュロイ生地なので寒い日は襟を立てて使いたいですね。
フロントボタン、胸ポケットに100周年刻印のポケットが取り付けられています。
相場価格は、アイテムによって変わりますが¥6,800〜¥20,000の金額で購入することができます。
日本人男性サイズを見つける事め難しいですが、狙うなら今のうちです。
Carharrt (カーハート)は、ワークウェアブランドからファッションブランドへの認知が高まり、人気も上がりした。
それでもなお、変わらないディテールで質の高いワークウェアを作っているのもブランドのクォリティの高さを伺えます。
パッと見、同じ形のワークウェアでも100周年モデルを着ていたら、自分のはちょっと違うんだと優越感に浸れる事は男ゴコロをくすぐりますw
是非、探して見て下さい!
それでは、したっけね!