今が熱い!スウェーデン軍アイテムを探しましょう!
こんにちは、くまじゅんです。
現在、ヨーロッパ古着ブームが続き街中でも着用している人が続出しています。
意外とみんな着てるから、スウェーデン軍のアイテムだと知らずに着ている方も多いんじゃないかな?
なかなか情報も少なく何がなんなのか分からない?という人もいるかと思いますので、今回は、スウェーデン軍のアイテムを紹介しようと思います。
アイテムの見極め
分からない方だとぱっと見どれがスウェーデン軍のアイテムなのか分からないと思います。
表にスウェーデン軍ですなんて書いて無いですからね。
でも簡単です、この2点を覚えてください。
ステンシル
まず1つ目に、スウェーデンの国章「トゥレークローノー」のステンシルがジャケットの裏側や、スリーピングシャツだと胸元に刻印されています。
製造年が書かれているものや、古いものだとサイズステンシルも入ってます。
タグ
1960年代頃のアイテムから付き始めたサイズタグです。
ワイズ(横幅表記)を示すアルファベットと独自の数字によるサイズ表記が書かれているのが特徴です。
年代が新しくなってくると、表記も変わってきてトゥレークローノーや製造年が記載されているタグが増えてきます。
これだけ押さえていたら、もう見つけられます。
それでは、どんなアイテムがあるか見ていきましょう。
スウェーデン軍アイテム
1940's ダブルブレストレザージャケット
第二次世界大戦期のレザージャケットです。
ダブルブレスト仕様で隙間風を少なくするPコートと同じ効果を持っています。
インナーがムートン素材を使用した極寒対策用ジャケットで、滅多にお目にかかる事は出来ないです。僕は見たことありませんw
1940's ムートンキャンバスコート
M-59ジャケットと少しディテールが異なるデザインで、キャンバス生地を使用し襟元・ライナーにムートンを使用しています。
こちらもあまりお目にかからないアイテムで、ムートンの状態に良し悪しがあるので、見つけた際は試着をして状態を確認してからの購入をオススメします。
現在だと、少数の流通個数ですが5万前後で取引されています。
1940's Vネックウールセーター
ゴワッとした肌触りのウール100%のVネックセーターで、重みのある生地なので保温性抜群です。
価格も、¥5,000〜¥10,000とリーズナブルで手に取りやすいですね。
ちなみに、プリズナー仕様もあります。
かなりレア度高いやつ。
M-39 ウールジャケット
これはよく見かけるM-39ウールジャケットで、1940〜50年代頃に使用されていました。
Pコートのような高密度のメルトンウールを使用し小さくスタイリッシュに見えますが、見た目とは裏腹にかなり重量感のあるボディです。
前4つポケット(フラップ付き)に、このジャケットの特徴でもある後ろ2つのポケット(フラップ付き)のデザインに、ボタンはトゥレークローノーが刻まれたメタルボタンです。
価格も¥4,000〜からと古いヴィンテージアイテムの割に非常に安く、状態いいモノも見つかるので個人的におススメです。
スリーピングシャツ
こちらは、名前の通り寝巻きでワッフル生地のロングスリーブカットソータイプで、ヘンリーネックのボタンはメタル素材を使っています。
ボタン下にはトゥレークローノーのステンシルが刻まれています。
そのあと、後継のM-55 プルオーバーシャツへと進化します。
こちらは、現在10,20代のファッション好きの方が古着Mixアイテムとして使用しており人気があらます。
M-59 コート
ここ最近、価格が2倍以上に膨れ上がって大変なことになってるM-59コートですが、シンプルで実用性も高くライナーをつければ3シーズンしっかり使える万能選手。
独特の奥行きのあるグリーンに光沢ある生地が、なかなかいい味出してくれるんです。
今や、¥10,000でもなかなか手に入らないのではないですかね。
ライナーコート
こちらはライナーで、ここ数年ライナーブームで裏ボアを出すために裏返しにして着ている人も多いですし、新品アイテムのサンプリングとしても注目されました。
そして、ライナーも¥10,000近くするやつもあるのでお手上げですわw
M-59 ウールジャケット
M-39ジャケットの光景に当たるモデルで、メルトンウール生地は変わりませんが、胸ポケットが廃止され、下ポケットが斜めポケットに変更されています。
全体的に細身のシルエットなので、日本人サイズに適しており価格もM-39と変わらないくらいなので購入しやすいオススメアイテムです。
ちなみに、コットンタイプのジャケットもあります。こちらも生地が厚くしっかりしているのでおススメです。
M-59 フィールドカーゴパンツ
かなりテーパードの効いたパンツで、ジャケット同様にポケットに大きなフラップとトゥレークローノーが刻まれたボタンが付き、裾の部分にドローコードが付いているのが特徴です。
ジャケットと比べると、タマ数が少ないアイテムであまり見かけづらいと思います。
1960's モーターサイクルジャケット
これもなかなかのレア物アイテムで、名前の通りモーターサイクルはバイク部隊が使用したジャケットで、デザイン性の高さから様々なブランドがサンプリングする注目度の高いアイテムです。
市場では¥30,000〜¥60,000ほどで取引されています。
M-62 スノーパーカー
このアイテムも人気ですね。
M-62スノーパーカーといい、冬場の雪上戦で用いられたアイテムでもちろん雪に紛れるように白を基調にした配色で、ヘルメットも隠れるようにフードが大きい作りになっています。
こちらも、¥10,000前後と少し前と比べると価格が上がってきました。
M-69 タンカースジャケット
このアイテムも年々タマ数減ってきてます、戦車乗り用のタンカースジャケットもデザイン性の高さからハイブランドのデザインサンプリングに用いられています。
特徴なのは、狭い機内を意識した作りで胸にはジッパーの斜めポケットがあったり、機内で負傷した兵士を引っ張り出すために背中のフラップ部分に手入れて、中のコードを握り引っ張り出せる仕様になっています。
なかなか作りが凝っていて、細身に作られているのでモードな雰囲気漂う珍しいデザインのため人気が高いです。
ユーティリティパンツ
簡単に作業用パンツで、USARMYで有名なベイカーパンツのようなモデルです。
前後で4つポケットでベルトループから2本プリーツが入ったチノパンのようなシンプルなデザインですが、ゆるいテーパードがかかっているので現代ファッションに非常に馴染むアイテムです。
これも人気はありますが、まだ¥5,000前後で購入できるので早めにストック分も押さえておいた方がいいです。
M-90コート
今年の冬一番の盛り上がりを見せているのは、間違いなくこのアイテムでしょう。
市場価格が3倍に膨れ上がっており、今やなかなか見つからないです。
用途としては、US ARMY M-65フィールドパーカーと同様のジャンルにあたり、防風用の大きな襟立てに隠しフードが備わっていたら、裏地に中綿キルティングが施されていたりと機能も充実。
そして、長年スウェーデン軍ミリタリーウェアの極限まで削ぎ落としたデザインのシンプルさは、現代ファッションアイテムに通ずる普遍性を感じます。
いかがでしたでしょうか?
今、ホットなミリタリーウェアで魅力あるスウェーデン軍ですが人気が高いため徐々に価格高騰や在庫が少ない状態になってくると思うので、今のうちに集めていくのがおススメです。
それでは、したっけね!