ミリタリージャケットの代表格 M-65 ジャケット！

こんにちは、くまじゅんです。

今回は、国内外からの数多くのブランドがサンプリングされる、アメリカ陸軍のM-65 フィールドジャケットを紹介します。

名前を聞いてピンと来ない方でも、形を見て頂ければ分かるかと思います。

1966年に採用されたM-65 フィールドジャケットは、前身のM-51の後継モデルとして登場しました。

( 写真は筆者の私物です。)

アメリカ陸軍の制服として登場から40年以上使用され、その実用性と機能性の高さを物語っています。

年代によってカラーリングは変わりますが、オリーブ・ウッドランド・3カラーデザートの3種類。

マイナーチェンジを繰り返し1st〜4thまでの4型が存在します。

素材はM-51で採用されたコットン100%から、汚れ・シワ・強度の向上の為コットン 50% / ポリエステル 50% の生地を使用しています。

襟のスタンドカラーにジッパーが付いており、開くと中に簡易のフードが装着されて悪天候時に使用可能です。

特に、M-65のディテールで特徴なのが袖部分の風避けのフラップで、風の侵入を防ぎたい時に伸ばして使用出来ます。

袖口裏側にベルクロが装着されており、折りたたんで格納する事が可能です。

肩には、階級章を付けるエポーレットが装着されています。

( 1st モデルには、ありません)

ウエスト部分にはドローコードが付いていて、風の侵入を防止する役割があります。

生産に関しては、一つの会社で受け持つわけではなく

軍への納品実績のある複数の会社で、製造されています。

有名な企業だと、最近ファッション向けのMA-1で人気を博したアメリカのALPHA社 も携わっています。

裏地には巷で話題にライナーコートを取り付けるボタンが備わっており、ライナーを取り付けて防寒仕様に切り替える事も出来ます。

このように、M-65に裏地にライナーを取り付けるボタンが装着されているので袖口・ボディを固定します。

やっぱり、コレクションとして飾るよりガンガン着たいのでコーディネートを載せました。

・アイテムの着こなし

 

自分が着るならこんな感じという着方です。

ジャケット:

80's M-65 フィールドジャケット

インナー :

80's U.S.ARMY サーマルTシャツ

パンツ :

90's Levi's 501 

シューズ :

90's コンバース オールスターHi レザー

ザ・アメカジな王道のコーディネートですが、最近見かけないので新鮮かな？と思いました。

ですが、僕自身憧れたこの無骨で男らしさが滲み出たアメリカ古着の着方が一番カッコいいと感じています(^ ^)

それと、閉めた状態で着るのも好きで

ジャケット :

80's M-65 フィールドジャケット

パンツ :

90's ポロラルフローレン コーデュロイパンツ

シューズ :

クラークス デザートブーツ

ストール :

ノーブランド

M-65 を強調するため、下半身を黒でまとめてガッチリしたアウターなので

太めのシルエットのパンツを着用しました。

ファッションとしてのデザインでは無く、戦う為の機能性を追求したデザインから産まれたM-65ですが、

ファッションの目線からも完成されたデザインとして確立され、現在の洋服にもサンプリングされている事は一目瞭然。

とても魅力のある洋服なので、是非一度オリジナルに袖を通してもらいたいなと思います(^ ^)

それでは、したっけね！